2002-09-24 (Tue) 無題

上原あずみは無色でヒットを飛ばし今も ロングヒットを続けている。

デビューシングルの時より高い順位、 デビューシングルではないから、実力で飛ばせた(と一般的には思わせる事が出来た)事 これでかなりの人が彼女のことを認知することが出来たはず。

しかし、このヒットはある程度約束されたものだった。 初テレビ出演、コナンタイアップ etc …

だから僕はこの無色という曲でヒットを戦略的に飛ばしてしまった事 が失敗だったかなぁと後から思う。

この曲は、オフィシャルページの告白や今まで彼女が 書いてきた詩から察しても彼女の生きてきた道を、 つまり本質をついた曲だと、ファンの多くが思っている。 そしてこの曲で彼女を知った人も本質に近い曲だと 認知するだろう。

本質でヒットを飛ばしたからには、次も本質で詩書いてしまいそうだ。 (需要的観点からも、供給的観点からも) 本質というのは人それぞれだけど、限りあるもの。

さらに、芸術の中で本質というのはあからさまに見せてはいけないもの だと僕は思っている。 作品の中から本質をにじみださせる(見破る)事が製作者(閲覧者)にとって 必要な事だと思うからだ。

逆に創造は膨らむもの。 創造でヒットを飛ばすことができる歌手が長い年月チャートインしている。 そして、そのような歌手はたまににじませる本質でファンをつかんでやまない。

ある程度、創造したなと思わせる上原あずみの詩は、 「Special Holy night」「Lazy」・・・ Lazyでどうにか戦略的ヒットを飛ばせなかったものか。 そして、無色で本質を見せ、がっちりとファンをつかめなかったものか。

すごく贅沢な悩みだなと自分でも思うし、 この悩みが楽しいんだけど。


2017-07-26 追記

賢汰というHNで活動していた時期です。高校2年生でした。上原あずみという歌手のファンサイトを運営しており、そのコンテンツとして書いた文章です。