「海辺のカフカ(上)(下)」村上春樹

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

最近読書しすぎです。


読み始めたら読み終わるまでやめれない性格なのです。 (これもあまり人生で小説を読んでこなかった理由のひとつなのですが・・・。) というわけで、読書記録、追加しました。


二日で、ずいぶん太い小説を読みきってしまった。 読みきってしまうくらい、ストーリにも、人物も魅力があったし、情景描写、感情描写ともに すばらしい。


でも、主人公と大学生活の序盤という境遇がにていた 『ノルウェイの森』にくらべ、衝撃は受けなかった。 でも、それはこの作品が比較的に良くないという意味じゃない。 僕には村上春樹さんの小説をもっと理解できるための知識がないのだと思う。 『ノルウェイの森』には、トーマスマンの「魔の山」の設定を借りている場面が、 『海辺のカフカ』には、ポパーの「反証可能性命題」が、織り込まれていたことは、 それぞれかろうじてわかった。


だけど、このほかにも、世界的名著・革命的理論が、随所に織り込まれているんだと思う。 僕は、上の二つ以外見つけられなかった。 見つけられないことがわかるくらい、かろうじて上の二つが織り込まれていることが見つけだせただけだ。


一番楽しくないパターンだ。まったくわからないわけでもないし、すべてわかるわけでもない。 将来、もっと知識が増えるようなことがあれば、また読んでみたいと思う。