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日々感じたこと、艦隊これくしょん、千年戦争アイギス、読書記録

早稲田大学の印象

 きょう、本を返却しに大学いったら、オープンキャンパスのイベントやっていて、おもわずなんでこの大学を選んだっけななんて、そんなことを思い出していました。

 自分が、早稲田大学を受験した理由は、今いる学部が「目標」として偏差値表の中のちょうどいい位置にあったから。 それ以外に特に理由はなかった。早大卒の重松清とか高校時代好きだったけど、慶応にも、明治にも、上智にも尊敬している関係者がいたから、 あまり選んだ理由とは関係ない。だから、入学当初は、いや、最近までは、ワセキチとよばれる早稲田の雰囲気に心酔している人たちとは、 文化の違い的なものまで感じたり。決して、温度差と呼べるようなものではなかった。自分に「早稲田好き度」のパラメータが用意されてなかったから。

 でもね、3年間もいると、いろいろ愛着も沸いてくるようです。 本屋で平積みしてあった恩田陸さんの「夜のピクニック」(1日かけて歩く学校行事を通していろいろある小説)を夏休みの暇にかまけて、 「いまさら」読んでしまって、自分も100キロハイクに参加すればよかったなぁと、思ったんですね。 大学のイベントに行かなくて後悔するなんて気持ちが自分にも沸くことを発見して、やっと、「意外と嫌いじゃないぞ、この大学。」って思えるようになったんだなって気づいたり。 うん。ワセキチな人たちとやっと、「温度差」を感じれるようになったかな(・・・なんて、へそ曲がりなところもなんか早稲田生っぽいぞ、自分。)

 そんな自分の大学に愛着を持つまで3年半もかかるような比較的さめ気味の早大生に言わせてもらえば、 オープンキャンパスもいいけど、受験生には、飲み会シーズンの8〜10時くらいの高田馬場を是非見にきて欲しいなぁって思います。 あの様子をみて、うちの大学入る勇気があるならば、すぐにうちの大学を好きになれるから、第一志望で目指せばいい。 なんか不健康でいやぁな印象をもった人は、愛着を持てるまで3年はかかると思うよ。経験則上、ね。

って、友人までの公開だから、受験生だれも読んでないけど。