「Cの絵本 C言語が好きになる9つの扉」(株)アンク著

感想

 C言語をやさしく噛み砕いて解説した本を探して手に取った。やさしい入門者向けの本なので、わかりやすさを重視しすぎて、コーディングに役立たないレベルの理解にとどまるかと思いきや、この本は、きちんと、実際にコーディングに役に立つレベルまでを丁寧に解説している。要するに、コーディングする際の「勘」のようなものを提供してくれる本です。

 ただし、この本でC言語をすべて理解できません。というか、この本をマスターしたことをもって、Cをマスターしたな、とは、誰も思わないでしょう。タイトルからしてね。講義で、他の網羅的な本で、研修で、本格的にC言語を学ぶための予習としては良い本なのではないかと思います。


 また、講義やほかのむずかしめの本、研修などでつまずいた人が理解できる橋渡しになるかは疑問です。そういう人は、C言語ではなく、もっともっとプログラミングの勘的な部分で躓いていると思う。


Cの絵本―C言語が好きになる9つの扉

Cの絵本―C言語が好きになる9つの扉