電卓には、メモリ機能というものがついていますが、手動で記憶させるメモリ機能の他にもいろいろ自動的に記憶しているんです。「なにが自動的に記憶されているのか?」というのを知っていれば、簿記2級の試験などで早く計算できたりして、合格に一歩近づきます!!
たとえば、↓のように計算したとします。(カッコはボタンを表してます)
100[×]10[=]1,000
つづけて、
20[=]
と打ってみると、「2,000」と表示されませんか?
電卓で掛け算したときには、かけれる数が記憶されているんですね。 掛け算をして[=]を打って、算記号を打たずにつづけて数字をうって[=]を押すと・・・ 記憶されたかけられる数とうった数字をかけた答えをだすことができます。
簿記2級の試験でたとえば、どんな時に便利かといいますと・・・・
2年分の保険料を8月1日に42,000円支払った。今日は12月31日の決算日!
ってな感じの仕訳問題が出たとします。
420,000[÷]24[×] | 5 | [=] 87,500 | 支払保険料 (今期) |
19 | [=] 1,662,500 | 貸方の支払保険料 | |
12 | [=] 1,050,000 | 前払保険料 | |
7 | [=] 612,500 | 長期前払保険料 |
こんな感じで紙に途中の計算式や数字をメモらずに一気に仕訳帳に書く数字を計算することができます。 このほかにもこの機能は、いろいろな所で使えます。 簿記を初めてから使い始めた機能で一番よくつかっている機能です。
あなたの電卓にもこの便利機能がついているかもしれません。試してみてください!!