セルフネグレクト

 これはセルフネグレクトというやつなのだとおもう。

 今、部屋にはアマゾンのあき箱をはじめとしたいろいろないらないものがたくさん転がっているし、ライトノベルや漫画が、発行日でソートされないままいろいろなところにつまれている。デジタルデータもそうだ。過去に書いたブログ記事、デジカメで撮った写真、ライフログだと思ってスキャンしたいろいろな書類。Webのスクリーンショット。整理されないままハードディスクの中にあって、意識の中に入るたびに、どうすればいいのかわからなくなる。雑多なデータを目の前に体が硬直して、なにもやる気にならなくなる。

 そもそもセルフネグレクトのような状態になったのは、ソーシャルゲームにはまって、仕事以外の時間をそればかりに使うようになってしまってからだ。ゲームの中のライバルに置いていかれないこと、ゲーム内の目標を達成することが、人生の至上命題になった。私生活において、ゲーム以外のあらゆるものが二の次になった。Evernoteにつっこんでいた家計簿や生活のメモなんかのライフログは、2012年の10月でばったりと とだえている。5年がたった。仕事は首にならないくらいにだらだらと続けていたけれども、私生活で失ったものがたくさんある。ゲームをしなければできたこと、課金しなければ買えたもの、たまっていたお金。人間関係。そして、それらから生まれる心の安寧。失ったものを思い浮かべると、どよんという気分になる。めまいがする。

 このどうしようもなくどんづまりになった生活から抜け出したい。この先数十年あるかもしれない人生の中で、この5年間を思い出したときに涙が出ないように、ゆっくりとマイペースに軌道を修正し、穏やかで清潔で安定した生活へとやわらかに移行したい。

 今からしばらくの人生の方針は、まず一つに身軽になるということだと思う。いらないものはどんどん捨てること。もちものはむやみにふやさないようにすること。デジタルデータは、整理と画一化、目録づくり、長期保存方法の検討、あたりがポイントになりそうな気がしている。そして、時間的な余裕を作ること。ソーシャルゲームからじょじょに距離をおくこと。これまでかけた時間やお金なんかから発生する、心のしがらみが根深そうだから、徐々にでいい。ゆっくりでいい。いっきにやると、きっと、10年あとに、20年あとに、この先の人生でずっと、この5年を後悔すると思う。セルフネグレクトの原因になっているしがらみを一つ一つ言語化して確認して自分の中で折り合いがつくところを探っていけばいい。やりたいこと、やらなければいけないことをしっかりと見えるようにして、一つ一つこなしていくこと。昔はまったGTDなんかを再始動するのがいいのかもしれないと思っている。

 この決意にまつわる進捗を、このブログでしばらく書き続けようと思う。もしこの試みがうまくいったなら、将来の僕がほめてやりたいと思えるような日々になるだろうから、記録に残しておきたいし、それに、身近な人やあなたが、似たような状態から抜け出したいという状況であったなら、なにかしら役に立つようなことが書けたらいいなあと思う。