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『あずみ』小川ゆう ~ あずみつながり

Sweet×2 Summer Rain

Sweet×2 Summer Rain

2003年05月9日 小川ゆう「あずみ」

 青は、漫画とか、小説など、書籍に関する日記です。

 以前からずっと、タイトルが理由で、気になりすぎていたんですが、明日から映画が始まるということで、各方面で注目があつまっており、ついに第1巻を手にとってしまいました。今日あたり、注目度のピークだと思うので、流行の最前線ということで感想書きます。

 ですが、私、時代物に触れた事が殆どないのです。触れた記憶があるとすれば、もののけ姫忍たま「らんたろう」、暴れん坊将軍(幼稚園の頃。しかも、エンディングしか印象に残っていない)くらいのものなので、太刀まわりがメインのものという画は、ほとんど、初めてです。

 そんな私が、抱いた感想ですから、ミーハー的観点から論じているのは、言うまでもありません。(しかも、1巻しか読んでいない。)

 まず、主人公が完全に「善」でないストーリーというのは、簡単に流れや、思考を複雑化できるので、一定年齢以上が対象の小説、漫画で、比較的多くもちいられる技法です。「あずみ」については、主人公の洗脳された思想的面で善でなく、純粋という点で善なので、さらに事情が複雑化していて、なかなか2巻以降のストーリーへ期待が膨らみます。(ただし、1巻までしか読んでいないので、どのような展開になるのかまったくわからないので、勘違いも甚だしい可能性が多しです。)

 そんな感じで、2巻を探そうと思って、ブックオフ行ったら、「あずみ」は、置いてなく、流石に、話題だけあるなと、意気消沈しました。でも、GARNET CROW のギター岡本さんのソロシングルsweet * 2 summer rain と、rumania montevideo (スペルわかんね。)さんのシングル「picnic」が100円だったので、買ってしまって、ちょっとハッピーす。

 映画ですが、せっかく話題にのぼったんですが、見なさそうです。(漫画は買いそうですが。)

 スプラッタ的な表現と、露骨な描写が、映像表現的にも、上戸彩的にも不可能だからです。そして、それらの表現が、この「あずみ」において、必要不可欠な要素だと思ったからです。

 血しぶきや、主人公のありのままの姿の描写が、どれだけ、読者に深い印象を与えうるか。漫画という表現形態が衰えない理由はここらへんにありそうです。では。

最後に

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  • 2003-05-09 初版公開
  • 2018-05-05 追補 (最後に)