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はっきりいって、弟と俺のオサレベル(≒ファッソンセンス)に 歴然としたさがあることを認めなきゃならない。
たとえば、水泳部所属のマッチョな弟は、 プールの塩素を悪用して、 校則で禁止されている「茶パツ」能力を身に着けているし、
某大学の屋外50mプールで練習させてもらっているため、 現在、「こんがり肌」の特殊状態だ。
つまり、伝説の勇者「もこみち」みたいな基礎能力。
さらに加えて、頭にはハードワックスを使った「無造作ヘア」と「整った眉」を、
胴体には、スツゥーシーとか、エイプだとかいう、 なんだかはやっていそうなアパレルメーカー製の鎧を、
さらにシルバーアクセサリーなんかも装備していて、
なんだか、このまま魔王と戦えそうな勢いなんだよね。
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ほんとにさ、兄も負けていられないわけ。
わかってよ。
アンパンマン柄の体育祭用Tシャツだとか、
筋肉がない胸なのにタンクトップとか、全身タイツとか、
そんなの装備してたらさ、 ぎゃくに呪われて魔界に落ちてしまいそうじゃんか。 ぷんすかぷん!!
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そんなわけで、今日は、起きたら13時だったので、 出かける気が起きず、家でのんびりしてたんだけど、
やっぱり、身がうずくんだよね。旅にでなきゃって。
勇者の血がさ。争えないよね。兄弟だもん。
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だから、兄さん、モミアゲ用の剃刀 (くしの根元に刃がついてるようなの)で、スネ毛すいてみた。
ばしつ!スネ毛へ7のダーメジ。
スネ毛はいい具合に7割カットされ、 ついてきたそうな目でこっちをみている。
仲間にしますか?
→はい。
テテテ、テテッテ~♪ リーダーのレベルが1上がった。
こんどは、「青白い足」が現れた。
青白い足の静脈浮き出ている攻撃。
デデーン♪リーダーは死んでしまった。
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まぢで、スネ毛でこんなにワイルド感を演出できていたとは知らなかった。というか、俺の足の色白すぎ。
2018-04-02 記
「ぴろりーだー」という名前でmixiに書いていた日記の再掲です。