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日々感じたこと、艦隊これくしょん、千年戦争アイギス、読書記録

オタク丸出し日記

Rythem」という二人組みの歌手を、応援しています。音楽性としては、ハーモニーがキレイな、女性版ケミストリーといった感じかな。言いかえるなら、一人一人の声は、「上手いけど普通」だけど、二人の声を合わせたのを聞くと鳥肌たってくるって感じ。

ケミストリーとちがうのは、最初から二人合同で作詞作曲しているところ。(さすが、音楽の町「川崎」出身!!)歌手自ら作詞作曲してないと、楽曲が好きなのか、歌手がすきなのか、よくわからなくなることがあり、もどかしいんだけど、自分達で作詞作曲までして歌っていると、ためらいなくアーティスト全部を愛せるから好き。

ところで、二人の人間が付き合うとき、二人の間にはいろいろな暗黙のルールができると思う。そういうルールの中に、「ケンカしちゃいけない、もしくは、ケンカしないほど私達仲いいよね?」というものがある。だけど、こういう「ケンカしないよ」ルール作った時点から、その二人の「別れ」へのカウントダウンが始まるんだと思う。自分を全面的に出していかなくてはいけない、芸術で共作してるコンビは特にそうだと思う。二人の好み・方向性・才能は違うに決まっているから、「違っていること」をケンカをとおして確認しあわないと、「違い」はつもりつもって、「別れ」に繋がってしまう。せっかく重なりあっているところまで全部すてなくてはいけない。

彼女たちは、すでに、その「ケンカしないよ」ルールをいろんな場所で公言してしまっている。そこから、「二人が、このきれいなハーモニーを奏でてくれるのもそう長くはないなぁ」という悪い予感は、2年位前、好きになったときから感じている。まぁ、「儚いものを大切に思う気持ち」、という点では、彼女達への思いを強くしている要因なのかもしれないけれど。できればもっとたくさんの歌に、成長とともに変わっていくセンスをのせて聞かせてほしい。

最近、カップリングなんかで、ソロ的な活動が目立つ。例の予感が、ちょっと現実味を帯びてきている。今日もまた、どこまで増えるかわからない二人の合作の一曲一曲を、慈しみ、そしてかみ締めながら、じっくりと聞いているという感じ。二人が、ケンカして絆を強めあえる仲であることを願いながら。

2018-04-02 記

「ぴろりーだー」という名前でmixiに書いていた日記の再掲です。当時のmixiの雰囲気など味わえるかと。