積読状態にあった、森村稔『自己プレゼンの文章術』という本を、インターンシップのES対策だとおもって、読んでいます。
冒頭14ページ、次のように書いてあります。
社会は、いろんな場面で人に自己表現を求める。人は何らかの自己表現をすることなしに社会とかかわってゆくことができない。
学生が就職活動をするときなどは、その最たる場合である。社会と正式に対面し、自分とは何であるかを意識させられる。志望する企業の求めにしたがって「自分はどのような人間であり、何を望んでいるか、何ができる(と考えている)か」を伝えなければならない。その出来不出来が志望の実現を大きく左右する。就職活動は、成否のともなう自己表現活動である。
具体的には、会社訪問に始まり、エントリーシートヘの記入、テストや作文があり、最後には面接試験がある。これらは、企業にとっては応募者の人物情報の収集であり、応募し受験する者にとっては、すべて自己表現の機会である。
就職活動というのはブログでよく書かれるテーマです。相性がいいという漠然とした想いはありましたが、「就職活動は、自己表現の場」と考えると、なるほど、自己表現という点で共通点があると思える。
就職活動中に考えたことを、そのままブログで表現すれば、あとで見直せるし、知らない誰かから反応があるかもしれない。見直したり反応があれば、考えを深めることができる・・・ブログと就職活動の相性の良さというのは、就職活動するならば知っていてよいことなのかもしれません。
- 作者: 森村稔
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/02
- メディア: 新書
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