PDFの電子書籍を読む場合、Acrobat Proの注釈ツールでマーキングしながら読んだりすると便利です。
しかし、困ったことに色を変えづらいのです。
鉛筆ツールだったら、赤。下線だったら緑、取消線だったら赤。マーカーツールだったら黄色。規定の色をつかえとばかりに、パレット系のアイコンが見当たりません。。PDFの検索性を考えると斉藤孝さんの3色ボールペン式の読み方などすごい親和性が高いはずなのですが、残念です。
しかし、色を変える方法が分かりづらいやり方ですが、あるんですね。今日は、その方法をさくっと覚書しておきたいと思います。
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やり方は二通りです。
1. 注釈ツールのアイコンを右クリック
2. 「ツールのデフォルトのプロパティ」をクリック
で、色や線の太さを設定するダイアログが開きます。
このダイアログで指定以後そのツールでいれる注釈の色が今回指定した色になります。
もう一通りのやり方です。
1. 通常通り鉛筆ツールで線を引きます。
デフォルトの赤で線が引かれたかと思います。
- ひかれた線を右クリックして、プロパティを開きます。 すると、色や線の太さを変えることができます。
「デフォルトに設定する」のチェックを入れなければ その線だけしか変わりませんが、チェックをいれれば、以後そのツールでいれる注釈の色が今回指定した色になります。
しかしながら、やりかたを知っていてもやりづらいのには変わりがありません。
直線ツールを緑、鉛筆ツールを青、マーカーツールの色をピンクなどに指定してマーキングしていきましょう。
ツール別や色別に注釈したところを見れる機能があるので、色の役割別にマーカー箇所をみることもできて、一石二鳥です。