anybody's game

日々感じたこと、艦隊これくしょん、千年戦争アイギス、読書記録

オサレ人間伝説 (13)

今日は歌を作ってみました。 オサレになっていく自分が愛着のある靴から卒業する歌です。 オサレに縛られていく僕のレジスタンスでもあります。

大学では みんなオサレ かなりあせる頃 
オサレ人間ならなくちゃ感じていた 
目覚まし鳴り 服を着替え 玄関へ行く 
何を履いて 履くべきか考えていた 
ざわめく心 今 俺が履くもの 
意味なく嗅いで とまどっていた 


あの頃 かかとふんだだけで 母はうるさい 
涙 瞳にうかべ かかとを直した 
朝刊の広告にあった通販で 
ヒラキさんの200円のスニーカー買った 
安っぽい作り 機能さえあれば 
どこでも 大またで 歩き続けた 


行儀よく蝶々結び出来やしなかった 
靴のかかと 出かけるたびに 踏んであるいた 
靴が安けりゃ かかとについて 母は何も言わなかった 


よくわからぬオサレとの戦いの中でも 
穴が開き 臭い靴 洗わなかっただろう 
うんざりしながら それでも履いてた 
ひとつだけ 解っていたこと 
このヒラキからの卒業 


卒業して いったい何解ると言うのか 
残り香のほかに 何が残るというのか 
人は誰も縛られた かよわき子羊ならば 
電車あなたは かよわきオタクの代弁者なのか 
俺達のオサレ どこへ向うべきなのか 
これからは 何を俺は履けばいいのだろう 
あと何度自分自身 卒業すれば 
本当のオサレに たどりつけるだろう 


オシャレなみんなに 僕は気づかずに 
あがいた日々も 終る 
このヒラキからの 卒業 
非オサレからの 卒業 

<<参考URL>>

ヒラキ 「180円スニーカー」

http://www.hiraki.co.jp/shop/goods/goods.asp?goods=0000000014710

尾崎豊 「卒業」

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A00419