- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2018/04/13
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (5件) を見る
この記事は「読書備忘録」です
この記事は、続刊が出た時に、自分で読み返してスムーズに新しいお話に入り込むための備忘録です。また、すでに読んだ人と感想などを共有して楽しみたいなという思いもあります。詳しくは、以下の記事に書いています。未読の方、ネタバレ注意です!
『ダンジョン飯(6)』感想
料理モノのパロディの一発ネタ系漫画かという印象だったので、妹のファリンを助けて一段落なのかなと思っていたところ、まさかの続刊。変わらずに軽いタッチで描かれるものの、唯一のストーリー要素が解決し、6巻以降、扱っているテーマがけっこう重くなる。黒魔術に関する禁忌や妹の魔物化、生と死、トラウマなどなどもの重めの読み応えのあるお話を、料理・食事や一行の漫才といった軽い味付けで笑いながら摂取できるというつくり。作者については、ファンタジー系の薀蓄も多く、それなりに広い知識に裏打ちされた料理・食事描写であるように見えるので、狙って軽重のバランスをとっていることがうかがわれる。7巻以降も期待です。
『ダンジョン飯(6)』概要
- ライオス一行とシュロー一派、情報交換。
- ハーピー、キメラ化したファリンらと交戦。
- シュロー一派は地上に帰還。
- ライオス一行、第6層に進出。
- シェイプシフターと交戦。交戦中に調理。
- 悪夢(ナイトメア)と交戦。その後、捕食。
『ダンジョン飯(6)』用語集
- あせび
【アセビ】 - 人名。黒子の風貌。イヅツミ
- いづつみ
【イヅツミ】 - 人名。黒魔術により獣人に。アセビ
- かぶるー
【カブルー】 - 人名。褐色でパーマの男性。
- きょうらんのまじゅつし
【狂乱の魔術師】 - ダンジョンを作った存在。
- しぇいぷしふたー
【シェイプシフター】 - 魔物の一。身近なものの思考をもとに生物の姿を真似、本物とすり替わる。
- しゅろー
【シュロー】 - 人名。トールマンの東方人種
- せんし
【センシ】 - 人名。ドワーフ。
- たで
【タデ】 - 人名。鬼風の女性
- ちるちゃっく
【チルチャック】 - 人名。ハーフフット
- でるがるこくおう
【デルガルこくおう】 - ダンジョンの持ち主。
- なまり
【ナマリ】 - 人名。女性。ライオスとは、元同パーティ
- ひえん
【ヒエン】 - 人名。東洋系。
- ふぁりん
【ファリン】 - 人名。女性。ライオスの妹。狂乱の魔術師にキメラの姿にさせられた。
- べにちどり
【ベニチドリ】 - 人名。東洋系。
- まいづる
【マイヅル】 - 人名。東洋系。鳥人。
- まるしる
【マルシル】 - 人名。魔法使い。トールマン。
- らいおす
【ライオス】 - 人名。主人公。トールマン。
- りん
【リン】 - 人名。女性。シュローの付き人
最後に
最後まで見て頂き、どうもありがとうございます。気になった点などありましたら、ぜひコメントしてください。
にほんブログ村 に参加しています。もしよろしければ、この記事と同じカテゴリの、他のブロガーさんのブログものぞいてみてみてください。
- 2018-04-21 初版公開
- 2018-05-05 追補 (最後に)