日本速記協会という文化団体が行っている検定です。 文部省が後援しているため、公的な資格といえると思います。
6級から1級まであり、分速80文字、140文字、180文字、240文字、290文字、320文字という レベルが設定されています。5分～10分間朗読されたものを速記し、 反訳の精度によって合否がきまります。
6級、5級は、個人利用、 4級、3級は、実務者の補助や事務での利用、 2級、1級は、議事録などの実務での利用が基準とされています。 6級は、分速80文字でミスが６％以内で合格となっており、 カタカナによる速記で十分合格が狙えるレベル。 3級レベルあれば、ほとんどの日本語は書き取れると思います。 また、2級・1級に合格すると協会から、速記士と認定されます。 国家資格ではないので、とくにこの資格がなければいけないという 仕事はありませんが、就職の条件となる場合もあったようです。
詳細は、日本速記協会で確認してください。
