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【日記】就活ビジネスに踊らされる私たち

 今日は、ある企業が主催している就職関連のイベントに行ってきました。そこで、聞いた中に、すごく印象にのこった言葉があるので書いてみます。

 今回のこのイベントを主催したのは、普段、就職関連のイベントを開催しているような企業じゃないんですね。文房具とオフィス家具、オフィス設計なんかを手がけている企業。(っていったらあそこしかないですが・・・笑)

 なぜ、このようなイベント開いたのかな?と思って、その主催企業の人事の人に、なんでこのようなイベントを開催したのか聞いてみました。

 「これは、就職活動ビジネスに対するアンチテーゼ。就職活動をビジネスにするべきではないというメッセージがこめられています。○○と飲んでいるときに始まった企画です。」

・・・この答えを聞いたときは、そんなものかな、と思いました。しかし、その後家に帰ってから、この記事を読んだんですね。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20071120/141162/

 それでも、多くの学生が限られた数の椅子に向かって殺到する。それを煽るように就職ビジネスが学生の背中を無理矢理に押す。履歴書対策、面接で好印象を与える方法、エントリシートの書き方、筆記試験の攻略法、自己分析、グループディスカッション、立ち振る舞い、スーツの着こなし……洪水のように流れてくる情報の中を、遅れを取らないよう必死になって前へと進む学生たち。理解するのではなく、まずは情報を頭に叩き込む。受験勉強の時と同じ光景。そこに生まれるのは、同じ顔、同じ考え方、同じ言葉を話す学生たちの姿だ。

この記事のこの部分を読んだとき、さっきの人事の人の言葉がズシリと重くなりました。うん、確かに就職活動ビジネスに踊らされてるわ、俺。

 ・・・シューカツの暗い部分をとても的確に批判し、しかも、自ら解決しようと動いている・・・すごく真剣に採用活動している企業なんだなと思いました。

 このイベントのシステムを説明するのは難しいですが、来るまで興味なかった企業に、容赦なく惹きつけられる・・・興味ある企業の話を、待ち時間なしでもれなく座って見れる・・・そんなホントうまい仕組みになっています。

どれをとっても、今までいったイベントの中で一番よかった。来年以降、就職活動する人、「JobStudy」っていうイベントですので、ぜひ行ってみるといいですよ