imageFORMULA DR-150では、10万枚スキャンするごとに、フィードローラーを交換するようにうながされます。しかし、目だった機能低下が現れなかったので、メッセージを無視して、おそらく、20万枚くらいスキャンしてきました。劣化が緩慢なためじつはものすごく劣化しているのを気づけていないのではないか?と思いきって新しいフィードローラーを購入してみました。結果からいいますと、サラサラ系の紙とつるつる系の紙でスキャンして比較してみて、フィードローラーは画質にはほとんど影響がないといえるようです。
画質の比較調査したあと、じっくりimageFORMULAの構造を確認してみると、このフィードローラーは駆動部分ではなく、紙を1枚づつにわけるための仕組みの部分のようです。不覚・・・・。おそらく、ここのパーツが劣化すると重送が多くなったりするのでしょう。新品のフィードローラーと20万枚近くの使い古しのフィードローラーとどれほど重送の頻度が減るかは検証してみないとわかりません。しかし、超音波センサーがついていなくて、もともと重送に注意しなければいけない機種なので、もうすこし使い古せたかもしれないなとおもっています。一応、比較した画像を掲載しておきます。
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2009/10/16
- メディア: Personal Computers
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赤い部分が使い古しのフィードローラーをセットしてスキャンしたもの、青い部分が新しいフィードローラーでスキャンしたものです。画質はともに600dpi/グレースケールです。スキャンした紙は、コンビニでうっているワンコインのコミックス。表面はザラザラ。わら半紙に近いです。
しかし、左端にあわせてみると、右端が微妙にずれています。1mmくらいでしょうか。しかし、自分的には、誤差の範囲ですね。読み取り部分の入射角でこれくらいは日常的にズレそうです。
次に同じコミックの表紙部分。画質は先ほどとおなじく600dpi/グレースケールです。スキャンした紙は、表面はつるつるで、かなり厚いです。やはり、こちらも同様左端にあわせてみます。
同じくらい右端はずれます。自分的には誤差の範囲。
よくスキャナーの構造みれば、調査前からわかりきっていた今回の比較。おつきあいいただきありがとうございました。次回は、新品フィードローラーと使い古しで重送の頻度とスキャンスピードについて比較してみたいとおもいます。ではまた。
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